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2022.01.20
商品開発:境
子供が胃腸炎になってしまった。。。こういう時こそ、母の知恵で乗り切ろう!

界面活性剤ってなぁに?

化粧品によく使われている界面活性剤。

界面活性剤は毒だ!

なんてこともよく聞きますが・・・

本当にそうなのかな?

 

一緒に界面活性剤について勉強していきましょう!

 

界面活性剤の2つの役割

界面活性剤には大きく2つの役割があります。

(細かくはもっとあるのですが、簡単に!)

 

1、水と油を混ぜる役割

水と油って、混ざらないですよね?

 

海洋汚染なども考えて欲しいのですが、

石油が海に流れでた場合、油は海面に浮いてしまい、

海洋汚染の原因になります。

 

水と油が混ざらないからこのような現象が起こるわけ。

 

ただ、化粧品はどうでしょう?

水も、油も、両方使っていますよね?

 

それなのに、油が浮いていません。

それは界面活性剤を使っているからなのです。

 

 

水、と、油を混ぜ合わせる。

これが界面活性剤の役割なんですね。

 

2、汚れを落とす役割

先ほどの話の中で、

界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせる。

 

という話をしていきました。

 

肌に付着した汚れを、界面活性剤と水を使って油を吸着させる。

これが汚れを落とすメカニズムになります!

 

つまり、界面活性剤で落とせる汚れは、

油汚れだけ!ということなんですね。

 

その他の汚れは、水洗いで十分なのです。

ここはしっかり覚えておきましょう。

 

 

界面活性剤は安全なの?

安全性の高いものから、安全性の低いものまで。

何が安全性が高く、何が安全性が低いのか?

ご紹介していきます。

 

1、天然系界面活性剤について

もともと自然界に存在したものを活用した界面活性剤です。

そのため、肌に優しく刺激が弱いものが多いです。

 

ただしデメリットとして、洗浄力が石油系に比べ劣る。

という点もあります。

ToyLaBO(トイラボ)が使用する界面活性剤は、天然系になります。

 

 

3種の天然系界面活性剤

1、石鹸系

ラウリン酸Na、ステアリン酸Na、オレイン酸Naなど、

一般的に肌に優しい、という印象があるものですが、

肌が弱い人は注意が必要です。

 

その理由は、アルカリ性が強いため、

使用後、弱酸性の肌へ戻りづらくなる可能性があるからです。

肌は弱酸性であるため、肌が弱い人は要注意です。

2、アミノ酸系

ココイルメチルアラニン酸Na、ココイルグルタミン酸Naなど、

 

刺激も少なく、環境にも優しいため、

自然派コスメではよく使われる界面活性剤です。

3、ベタイン系

コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど、

 

アミノ酸系と似たイメージで使われることが多いです。

刺激性も弱く、環境にも優しい界面活性剤です。

 

天然系界面活性剤の中でも注意が必要なもの

世界の中でも安全性に厳しいカリフォルニア州。

そのカリフォルニア州で警告表示義務にされている

天然系界面活性剤が存在しています。

 

 

カリフォルニア州で警告表示義務をされている成分が

コカミドDEA(発がん性物質としての警告)

 

もちろん日本国内でも賛否両論あり、それでも安全です!

と主張しているサイトもたくさんあります。

 

ただ、ToyLaBOのスタンスとしては、

疑わしい成分は使用禁止。

 

というスタンスで開発を進めています。

2、石油系合成界面活性剤について

界面活性剤は悪だ!の多くはこちらになります。

天然系に比べて、安価で大量生産が可能です。

ですが、肌の刺激性も強く、環境への負荷も大きいです。

ToyLaBOは使用禁止とさせていただいております。

 

特に避けたい石油系合成界面活性剤

基本的にToyLaBOでは石油系界面活性剤はオススメしません。

ただその中でも、特に避けたほうがいい成分を記載しておきます。

 

 

・ラウレス硫酸Na

(オレフィン(C14-16)スルホン酸Naも天然系だが類似成分のため、あまりオススメはできない)

・スルホン酸Na

・ラウリル硫酸Na

・ラルリル硫酸トリタノール

 

ToyLaBOが思う界面活性剤

基本的にToyLaBOでは、天然由来成分で商品開発をしています。

(石油系を使ったほうがとっても簡単なのですが・・・笑)

 

そのため、界面活性剤だけではなく、

石油系成分は使用しないほうがいいという方針です。

 

その理由は・・・

 

一瞬の効果は高いものが多いが、長期的に見たときに肌に良くない。

(初めは良かったのに・・・の理由がこれ。)

地球環境の観点からも石油系は好ましくない。

これが理由になります。

 

ToyLaBOが大事にするのは、

 

私がキレイになれば、

地球もキレイになる。

 

この言葉なので、石油系成分に関しては、

シリコンから防腐剤、香料などまで、気を配り、

15の無添加を追求しています。