loading…
2022.02.11
コスメコンシェルジュ:境
機能性が高い成分は、地球を汚すか、動物を殺している。優しい成分は機能性が低い。優しいのに機能性が高い!が、私の腕の見せ所(笑)

バクチオール、という成分をご存知でしょうか?

シワにいい成分、といえば、レチノールというのは多くの人がご存知と思います。

ただレチノールは、植物性でもないし、ピリピリする。という問題もある成分でした。

 

そこで、注目されているのが、次世代レチノールと呼ばれているバクチオールです。

バクチオールは、植物性でビーガン対応だから、環境にも優しいし、肌もピリピリしないし、レチノール並みの効果もある。

今回は、そんなバクチオールについて紹介していきます!

 

バクチオールって何?

バクチオールは、アメリカで大ブームになったあと、日本でも次世代レチノール、として注目されています。

 

バクチオールはアーユルヴェーダの植物由来

バクチオールは、もともと豆からできています。

インドのマメ科植物”オランダビュ種子”から抽出された成分ですので、ビーガンレチノール、とも呼ばれています。

元々は、アーユルヴェーダで使われていた植物で、エイジングケアやシワ対策などで使われています。

ビーガンな成分なので、環境にも優しいクリーンビューティーな成分である。ということから、ToyLaBOでも注目している成分の1つです。

そもそもレチノールって何?

レチノールは、厚生労働省でシワの改善が認められた成分

医療業界でも、外用薬として処方されるほどの効果が期待される成分です。

レチノールにも弱点がある

レチノールはとても効果が期待される成分ですが、弱点が多いため、ToyLaBOでは使用を見送っていました。

 

・使用後にピリピリと肌に刺激を感じる場合がある

・肌が弱い方は、赤みが出る場合がある

・一時的に肌荒れを引き起こし、皮が剥がれる場合がある

・紫外線に弱く日中のケアには向いていない。

・動物性の成分であるため、動物実験をたくさんしている。

 

これらがレチノールの弱点なのです。

なので、ToyLaBOのポリシーや、お客様には、あまりオススメしたくない成分でした。

 

バクチオールの効果とは?

バクチオールは、先ほど挙げたレチノールの弱点を解消しながらも、レチノールと同じような効果が期待されているんです。

そのため、次世代レチノール、と呼ばれているですね。

 

エイジングケアに!

しわ、くすみ、たるみ、などに効果が期待できるバクチオールですが、本当にすごいのは、他にもあるんです。

 

・ターンオーバーを促すこと

・コラーゲン生成を手助けすること

・抗炎症・抗菌作用もあるので、アトピーや吹き出物にも効果が期待できること

・抗酸化作用もあるので、肌バリアへの効果も期待できること

肌に優しいから、敏感肌でも!

バクチオールは、植物性、ビーガン対応、天然由来成分なので、肌に優しく、肌が弱い人にも優しい成分なのです。

 

何よりも嬉しいのは、レチノールが試せなかった敏感肌の方でも使いやすいことです。

ちょっとした弱点も!

バクチオールの弱点は、レチノールに比べ即効性が薄いことです。

レチノールは使ってすぐ効果を感じる成分なのですが、バクチオールは、使えば使うほど効果を感じる。

ToyLaBOの実験では、使用後1ヶ月以上経過してから、効果を感じることが多かったです。

ただ、即効性があるものは、その分リバウンドもすごい傾向にあります。

すぐ痩せるダイエットは、すぐに元に戻りますよね?

スキンケアもそれと同じで、すぐに効果を感じるものは、2ヶ月後には、肌の調子が悪くなった気がする?

と思うことが多いんですね。

その面でも、ToyLaBOはバクチオールの弱点さえも、本質的なメリットなのかな?と考えております。

 

ToyLaBOが考えるバクチオール

これまでのオーガニックコスメは、肌に優しいけど、機能性には劣る。というものが多かったです。

 

ToyLaBOの考えでは、肌に優しいのは当たり前で、機能性でも石油系化粧品に負けないし、地球もキレイにできる。

欲張りかもしれませんが、それを追求し、達成できたものしか商品化はしません。

 

 

だから、商品開発の期間が異常に長いのですが笑

 

私たちの考えに沿っていて、機能性も期待できるバクチオールは今後の商品で試していこうと思います!